1961年、岩手県盛岡市出身。盛岡一高、中央大学法学部法律学科卒業、東京藝大大学院独唱専攻修了。
1994-98年渡欧しヴェネツィア、ミュンヒェン、ヴィーン在住、コンスタンツァ国立歌劇場第1バリトン契約、同歌劇場公演"リゴレット"題名役でデビュー。 在欧中ドイツ、イタリア、オーストリア、オランダ、ルーマニア他、ヨーロッパ各地で演奏活動を行う。 97年ヴィーン国際音楽コンクール声楽2位、フランス歌曲演奏を顕彰されJ.F.ペレヌー協会特別賞受賞。 オペラの他にも欧州各地で、オラトリオやカンタータの独唱を多数務める。
帰国後は新国立劇場や二期会本公演他に多数主演、一方役者としても俳優座劇場を始め全国の舞台で好評を得る。 夥しい数の持ち役に加え近年はバリトンのみならずバス更にテノール役でも成功を収め、新聞や音楽誌にて常に高い評価を得ている。 又毎日新聞旅行社"米谷毅彦と行く抒情歌の旅"や"シチリア島と南イタリアの旅"等、解説を伴う音楽紀行も多数催行し成功を収める。
二期会オペラ研修所及び聖徳大学大学院講師を経て日本声楽家協会研究所アドヴァイザー、近年は早稲田大学にて演劇論を講義。 2007年より"東京荒川少年少女合唱隊"常任指揮者兼指導者代表を務める他、各合唱団に客演しコンクールの審査も多数務める。 昨年秋より岩手大学の教授として教育学部音楽教育科、及び大学院総合科学研究科にて故郷の若人へ教鞭を執っている。
二期会BLOC
“Liebeslieder”代表、
日本声楽アカデミー会員、二期会会員。